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  1. 概要
  2. ページタイトル
  3. テキスト文
  4. 画像
  5. イメージマップ
  6. テーブル
  7. フレーム
  8. JavaScript
  9. スキップリンク
  10. ウインドウ操作
  11. 見出し
  12. 参考資料

5.イメージマップ

  イメージマップには領域(=リンク先)ごとに代替テキストを指定する。
1つの画像を、いくつかの領域に分けて、それぞれの領域にリンクを貼ったものを「イメージマップ」といいます。
イメージマップには、クライアントサイド・イメージマップとサーバーサイド・イメージマップの2つの形式があります。
「クライアントサイド・イメージマップ」は、文字通り クライアント(=ブラウザ)側で処理できるイメージマップです。要するにHTMLの中に領域の指定やリンク先ファイル名などの情報が記述されたものです。 それに対し、「サーバーサイド・イメージマップ」は、各領域に対応するリンク先情報等をサーバー側に置いています。
「サーバーサイド・イメージマップ」を使用すると、HTMLからリンク先の情報を取得することが出来ないため、音声によるナビゲーションが著しく制限されることになります。
イメージマップを使用する場合は、出来るだけ「クライアントサイド・イメージマップ」を使用するようにします。
どうしても「サーバーサイド・イメージマップ」にしなければならない場合は、通常のハイパーリンクを併用するなどの代替手段を設置するようにします。
また、画像自体の代替テキストの他に、マウスに反応する各領域に対しても代替テキストをつけるよう注意します。

6.テーブル

<レイアウトに使用する場合
テーブルを使ってレイアウトした場合、見た目には何の問題がなくても、音声ブラウザで読み上げた場合、読み上げ順序がバラバラになってしまい内容を伝えることができなくなってしまいます。
一般的な音声ブラウザは、テーブルをセルの上の行から順に左のセルから右のセルへという順番で読み上げます。
テーブルでレイアウトをする場合には、その順序で読み上げても意味がわかるように配置するようにします。
<表として使用する場合
「表題」を宣言して、表が始まることを利用者が認識出来るようにします。

7.フレーム

  各フレームの役割を明示する。
新しいテキストブラウザや音声ブラウザは、フレームにも対応しています。しかし、一度に全体を見られるのではなく、各フレームへのリンクが用意されていて、個別に参照するようになっているものが多いようです。
例えば、フレーム1を読んでいる状態からフレーム2の内容を見たいときには、読み上げ対象のフレームを意図的に切り替えるという操作を行います。 この特性から、特に、左のフレームと右のフレームの内容が対応関係になっていて、左を読んでその次に右の対応する箇所を読むといったような作りは、視覚障害者にとってはアクセス困難なページになります。
フレームは原則使用しないものとし、どうしても使用しなければならない場合、各フレームの役割や内容が分かるように適切なタイトルをつけるようにします。

8.JavaScript

  スクリプトに未対応でも利用できるようにする。
スクリプトに未対応の環境や、スクリプトが動作しないように設定されている環境でも、そのページが利用できるように配慮したページをつくるよう努力します。

9.スキップリンク

  ナビゲーションを読み飛ばすためのリンクを設置する。
ナビゲーションは、ページの上または左に配置されることが多い。ほとんどの場合ソース上では、メイン・コンテンツの前になっています。
そのため、音声で聞く場合には、メイン・コンテンツより先にナビゲーションが読み上げられることになります。
通常ナビゲーションはサイト内で共通して使用されることが多いため、ページを開くたびに同じ内容のリンクの読み上げに時間がとられてしまいます。
このような事態を避けることができるように、ナビゲーション部分を読み飛ばすことができるようスキップリンクを用意します。
(*ソースとは:源、出所という意味。ページを作っているプログラムのこと)

10.ウインドウ操作

  新しい画面(ウインドウ)は開かないようにする。
複数のウインドウが開くと画面の切り替えに手間がかってしまいます。複数のウインドウが開いてしまうと、パソコンの操作に慣れていない人は混乱してしまう原因にもなります。また、戻るボタンが使えない、メモリを必要とするといった弊害もあります。
このホームページ内では新しいウインドウを開かないようにします。
外部にリンクする場合、特別なページを開く場合など、どうしても必要な場合に限るようにします。
新しいウインドウを開くときは、ウインドウが開くことを明記します。
【具体例】
参考サイト(新しいウインドウが開きます)

11.見出し

  見出しタグを適切に使用する。
音声ブラウザでは、内容が先頭から直線的に読み上げられていくので、視覚ブラウザのようにページをざっと眺めて全体像を把握することができません。そのため、ページの概要をきちんと把握するには、見出しの役割がとても重要になっています。
IBMホームページリーダー(HPR)では、「見出し読みモード」によって、文書内の見出し要素だけを順番に読んでいくことができます。このとき、見出しのレベルも合わせて読み上げられるので、文書の階層も把握可能です。
この機能をサポートするためにも、ホームページ内を構造化し見出しタグを使用するように努力します。

12.参考資料

(1)浅川智恵子. "GUI 環境下における視覚障害者のためのWeb 利用の試み". 電子情報通信学会. (IEICE HCS96-29). 1996;39-44.
(2)日本アイ・ビー・エム潟Aクセシビリティ・センター. Webアクセシビリティ認定アドバイザーテキスト. 日本アイ・ビー・エム. 2003.
・ICT支援ポータルサイト - [総務省]  [引用 2006-12-7]
Available from 
http://www.ict-shien.jp/(新しいウインドウが開きます)
・こころWeb - [こころリソースブック編集会] [引用 2006-12-7]
Available from http://www.kokoroweb.org/(新しいウインドウが開きます)
・ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0 技術書(和訳)[引用 2006-12-7] Available from
http://www.zspc.com/documents/wcag10-tech/index.html(新しいウインドウが開きます)
・W3C仕様書(和訳) [引用 2006-12-7] Available from
http://www.w3.org/Consortium/Translation/Japanese(新しいウインドウが開きます)


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